考えよう!子どもの眠り

はじめよう眠育

ちゃんと眠れない子どもがふえています。

わが子の睡眠…心配ですね。

街は一晩じゅう、コンビニなどの明かりがキラキラ。
子どもたちは塾や習いごとで忙しく、帰ってからもテレビやゲーム。
小さな子も、お母さんがお仕事をしていて寝るのが遅くなったり…。
「早く寝かせたいけど…」「“キレる子”にならないかしら…」と
お悩みのお母さんも多いことでしょう。
実際、睡眠が足りない子は「集中力に欠ける」「キレやすい」
「肥満」などの傾向があると言われています。

「子どもらしい睡眠」が大事。

子どもの睡眠の量やリズムは、年齢とともに次第に変化します。
大人と同じようなリズムになるのは14〜18歳ごろです。
大人と比べて総睡眠時間が長く、寝返りなどの動きも大人よりも3〜4倍多いのが特徴です。
この時期に「子どもらしい睡眠」が充分にとれないと、健やかな心身の成長に影響を与えかねません。
夜ふかししたり、大人の都合に合わせて寝かせたりすることは、できるだけ避けてあげたいですね。

よく眠る子は、勉強も運動もがんばれる!

睡眠は「脳」と「身体」を育てます。

睡眠時間が長い子どもは、短い子どもに比べ、脳の記憶などをつかさどる「海馬」という部分が大きいことがわかっています
(2012年/東北大学調べ)。
また、身体を育てる成長ホルモンが1日のうちでもっとも多く分泌されるのは、夜に寝ている間。
毎日8時間以上しっかり睡眠をとる子は、全国学力・学習状況調査や、全国体力・運動能力調査で上位というデータも出ているんですよ。

成長ホルモンの分泌時期

睡眠時間と各教科の平均点

子ども時代の眠りは一生に影響!?

夜遅くなると分泌される「メラトニン」は、眠りの準備をするホルモンで、 特に子ども時代に多く分泌されます。
また、「メラトニン」は老化防止や抗ガン作用があるともいわれています。
「メラトニン」は光によって分泌が抑えられるので、遅寝や明るい夜の環境によって分泌量が減少してしまいます。
「寝る子は育つ」と言われるように、子ども時代にしっかり睡眠時間を確保することはとても大切なことなんです。

子どもの成長にとって欠かせない「睡眠」と「寝具」

“寝る子は育つ”と称される「睡眠」は、身体の発育だけでなく、記憶の定着や運動技能の発達、感情のコントロールなど、「脳」や「心」の成長にも大きく関与していることが、最近の研究で分かってきました。「睡眠」は運動や食事と同じくらい、子どもたちの健やかな成長にとって、欠かすことのできない重要な営みです。しかし、小学校高学年から中高校生にかけて子どもたちの睡眠時間は短縮化され、慢性的な睡眠不足に陥ってしまいます。

睡眠の効果を得るためには、小学校期において規則正しい睡眠習慣を形成すること、それに向けて眠りやすい睡眠環境を整えてあげることが大切です。睡眠環境を整える中でも、身体に触れる「寝具」はとても重要なアイテムだと言えます。とりわけ敷き寝具は、成長期の背骨をしっかり支えることで心地よく入眠でき、熟睡感を得るための必須アイテムです。汗をかきやすい子どもたちにとっては、快適な環境を維持するために、通気性のよい構造など、ムレ対策も必要になってきます。

滋賀大学 教育学部 保健体育講座 教授 辻 延浩 氏

子どもが睡眠の大切さを科学的に認識し、自己の睡眠を改善していける睡眠教育プログラムを、現場の先生たちと共同で開発し実践化に努めている。キャラクター「おはよちゃん」、紙芝居「あさひをあびてスイッチオン!」、授業支援DVD「健やかな体をつくる睡眠の教育」などを制作。

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